
耐熱グローブのおすすめ15選|キャンプで焚火や調理をより安全に!選び方から解説
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今回ご紹介する耐熱グローブは、キャンプなどのアウトドアで非常に役立つ道具です。
耐熱グローブを着用していれば、焚き火で薪をくべる際や、熱くなった調理器具(鍋、スキレット)を安全に扱えます。また、テントの設営や撤収時に予期せぬ怪我を防ぐ役割もあります。
今回は耐熱グローブの仕組みや選び方、その魅力について解説、最後はおすすめの耐熱グローブ15選を紹介します。
耐熱グローブの仕組みとは
耐熱グローブは、なぜ熱いものを触っても平気なのでしょうか。
その秘密は熱から手を守る仕組みにあります。ここでは、熱く感じない理由と一般的な手袋との違いについて解説します。
なぜ熱くないのか
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耐熱グローブを使うと熱く感じない理由は、単に熱を遮断するだけではなく、熱の伝わり方をコントロールしています。熱は「伝導・対流・放射」の3つの方法で移動します。この伝導経路を防ぐように工夫されています。
- 熱伝導を遅らせる断熱材を使用
熱伝導率の低いアラミド繊維や空気を含んだ多重構造が手に伝わる熱の速度を遅らせる機能があります。 - 熱の対流を防ぐ
熱い物を掴む時、熱せられた空気がグローブ内で対流し、熱を運ぶことがあります。しかし、耐熱グローブの緻密な繊維構造や多層の内部層により空気の流れを閉じ込めます。この動かない空気は優れた断熱材のため、対流による熱の移動を効果的に防いでくれます。 - 熱の放射を跳ね返す
焚き火やグリルなどの熱は、赤外線として放射されます。アルミのような反射素材を使うことで赤外線を跳ね返し、グローブの内側に熱が入るのを防ぐ効果があります。太陽光を銀色のアルミホイルで反射するのと同じ仕組みです。
一般的な手袋との違い
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一般的なグローブは保護、防汚、作業、ファッションを目的として使われますが、耐熱グローブは熱から手を守ることを目的としています。
そのため、繊維、構造、耐熱性の違いがあります。
耐熱グローブは、焚き火やBBQ、調理などの耐熱性が求められる用途はもちろん、テント設営、薪割りといった専門的な道具です。
アウトドアシーンで耐熱グローブが必要な理由
アウトドアを楽しむうえで、欠かせないのが耐熱グローブ。火を使う場面が多いため、火傷を防ぐ道具として必須です。ここでは、まだキャンプ初心者の方のためにも、耐熱グローブの必要性を紹介します。
焚き火をするときに安全に高温の薪などを扱うことができる
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焚き火は、アウトドアの醍醐味のひとつ。キャンプの夜を暖かく彩る特別なひとときです。安全に楽しむには、耐熱グローブは欠かせない道具です。
耐熱グローブは、高温になった薪をくべたり、熱い道具を扱う際に、手や腕を火傷から守ってくれます。火の粉や高温の物体に触れても、すぐに熱を伝わるのを防ぐため、安心して焚き火を楽しめます。
焚き火をするときには、必ず耐熱グローブを着用し、安全にアウトドアを楽しみましょう。
ダッチオーブンやスキレットなどの調理器具を扱うときに必要
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熱いダッチオーブンやスキレットを扱うときにも耐熱グローブは欠かせません。熱を保持する力が強いため、直接手で触れると大やけどの危険性があります。
多くの耐熱グローブは、手のひらに滑り止めの加工がされています。重いダッチオーブンやスキレットなどの調理器具を落とすことなく掴むことができます。また、熱い調理器具を火から安全におろしたり、テーブルに運んだり作業がスムーズになります。
軍手では危険?よくある失敗例
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BBQや焚き火で「軍手があれば大丈夫だろう」と考えている人は少なくありません。しかし、軍手で熱いものを扱うということは、とても危険です。
軍手は綿やポリエステルの素材で出来ており、熱に耐えるように作られていません。熱いものを運ぶ瞬間に熱が手に伝わり、火傷の原因に。
ポリエステルなどの化繊を含む軍手の場合、高温に触れると皮膚に張り付いてしまう危険性があります。また、火の粉が飛ぶと引火する恐れも。
アウトドアの安全を確保するためにも、必ず専用の耐熱グローブを用意しましょう。
耐熱グローブの選び方
種類が多い耐熱グローブ、何を基準に選べば良いか迷うところです。ここでは、「素材の特徴と耐熱性」、「グローブの長さで選ぶ」「サイズ感について」それぞれ解説します。
素材の特徴と耐熱性
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耐熱グローブは、熱が伝わりにくい断熱性の高い素材や複数の素材の組み合わせの構成で使われています。熱が伝わりにくい代表的な素材は、牛革、アラミド繊維、シリコンです。
- 牛革:使いこむたびに手になじみ耐久性のある素材。摩擦や引き裂きに強く優れた耐久性があります。熱を伝わりにくく耐久性が高いのが特徴。
- アラミド繊維:消防士の作業服や溶接などのプロが使われているアラミド繊維は、熱に非常に強く熱に触れても燃え広がりにくく溶けにくいという特性があります。強度と耐久性に優れ刃物や鋭利なものから手を守ります。
- シリコン:有機ゴムに比べ耐熱性・耐寒性に優れ、半永久的に使用できます。防水・防油性があり水を弾き油物の調理器具を扱うときに便利です。
グローブの長さで選ぶ
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主にアウトドアで火を扱う耐熱グローブは、手首までの長さの「ショートタイプ」と肘のあたりまで覆う「ロングタイプ」があります。
- ショートタイプ:一般的な手袋と同じサイズ。細かい作業がしやすく、かさばらないので持ち運びに便利ですが、手首までの長さのため、火の粉が飛んで火傷する可能性があります。細かい作業をするときにおすすめ。
- ロングタイプ:火の粉や熱から肘まで広範囲に守ってくれます。やや重く、かさばり、細かい作業には不向き。焚き火やBBQなど火に近く作業におすすめ。
サイズ感について
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耐熱グローブのサイズについては、手にフィットしたサイズの物を選びましょう。大きすぎると細かい作業がしにくくなったり、滑りやすくなります。逆に小さすぎると、手の動きが制限されるため、窮屈に感じ長時間の作業には向きません。
あらかじめ、自分の手を測り、商品のサイズ表を確認して購入しましょう。特に中指の長さ、手のひらの幅を確認することが重要です。
おすすめの耐熱グローブ15選
ブランド:Fieekty
カラー:茶色
サイズ:フリー(長25cm✖幅13cm)
素材:牛革+綿
表面生地:純牛革
裏面生地:綿
重量:20g
表面は牛革で耐熱性に優れ、手が入る裏面は綿の生地になっているため、通気性に優れています。特徴としては、マジックテープで手首を調節でき、男女兼用として使えます。
親指の根付部分はしっかり補強しており耐久性、耐熱性に優れ耐久性の高いグローブです。
ブランド §M∞MICRA MOKO
材質:レザー
サイズ:1ペア (x 1)
色:イエロー
特徴:耐油, 耐火、耐久力、耐熱、耐熱温度
日本の耐熱実験に合格した商品なので安心して使えるのが嬉しい商品。360°Cの熱に耐えられ、柔らかくフィット感もあるので園芸や工具を扱う時などの利用にもおすすめです。
吊り下げ用のフックがついており、使い終わったらぶら下げるだけでOK。
ブランド:VPEGGGP
サイズ:M
スポーツ:フィッシング
メイン素材: 天然皮革(牛革)
手の向き :左右兼用
商品のお手入れ方法:手洗い
商品の重量:0.12 キログラム
留め具タイプ:かぎホック
天然牛革100%使用し、しなやかで柔らかく作業がしやすいグローブになっています。親指には立体裁断で自由に動かしやすく、手のひらは補強されておりグリップ力を強化。使うたびによくなじむ設計になっています。S字フック付きで片方なくす心配がありません。
サイズはXSサイズ〜XLサイズまで豊富にあり、お子様のお手伝いも可能です。左右兼用なのも嬉しい特典です。
4 [H HZXVOGEN] 耐熱グローブ 牛革 溶接手袋 耐熱500°C キャンプグローブ
ブランド:H HZXVOGEN
材質:レザー
色:ブラック
特徴:耐熱
ユニット数:1
耐熱温度500°Cの耐熱グローブは、柔らかくしなやか。手首まで長く覆われ焚き火など火が飛ぶ作業でも安心して使うことができます。耐熱仕様で熱からしっかり手を守り、手のひらには牛革・難熱性素材・綿布の三層構造で高耐熱性に優れたグローブです。
防刃性もあるため、工具を扱う時にも使えます。
ブランド:SILVABOND
サイズ:One Size
スポーツ:キャンプ&ハイキング
対象年齢 :成年
色:グレー
商品のお手入れ方法 手洗いのみ
多くのグローブは牛革が使われているなか、SIVABONDのグローブは山羊革を使っています。外側はゴードレザーで柔らかく、中間層はアルミレザー、内層はコットンレイヤーの三層構造。熱の伝わりを遅らせ、高い耐熱性があります。
持ち運びや収納に便利なカラビナ付きです。
6 [APEGG] 耐熱グローブ
サイズ:FREE-SIZE
全長:約33.5cm x 幅 約15.5cm ,外生地:アラミド100%,内生地:ポリエステル100%。
男女兼用
消防服に使用されている耐熱素材アラミド繊維を使用しているグローブ。最大耐熱温度500°Cまであり、手に熱を伝わりにくい熱伝導遅延設計されています。滑り止め加工、左右兼用、長めなグローブ設計です。
持ち運びや保管に便利なS字型カラビナ付きです。
7 耐熱グローブ キャンプグローブ bbq
ブランド:globalsports
材質:レザー
色:L
特徴:耐寒, 耐熱
ユニット数:1 Count
元々溶接工具用として開発された耐熱グローブ。500°Cの高熱にも対応できるグローブです。防刃、耐熱、防熱にも耐えられ、肘の辺りまで長くなっているため、焚き火などで火の粉が飛んできても安心です。
外側は丈夫な牛革が使われ、内側は裏起毛素材で通気性が良く快適に使えます。
8 LATTCURE 耐熱グローブ バーベキューグローブ クッキンググローブ
ブランド:LATTCURE
色:ブラック&レッド
重量:約280g
材質:アラミド&シリコン
商品の寸法:33長さ x 15.5幅 cm
商品のお手入れ方法:手洗いのみ
耐熱性の高いアラミド繊維とシリコンを使い最高耐熱温度800°Cあるため、アウトドア向きの耐熱グローブです。表面にシリコンの加工がされているため滑り止め機能になっています。
吊り下げ用フックのストラップ付きです。
9 ロゴス(LOGOS) たき火ロング耐熱レザーグローブPRO
ブランド:ロゴス(LOGOS)
材質:牛革
総重量:(約)260g
サイズ:長さ:約 38.5cm
色:ブラウン
特徴:耐熱
耐熱性に優れた牛革を使用。丈夫な作りでBBQや焚き火などのアウトドアにぴったりです。手のひらと指は革の重ね貼りして強度を高くしています。
肘まで保護ができるロングタイプで安心して作業ができます。
10 MareGooDs キャンプグローブ 耐熱 ロング 革 耐火手袋 焚き火 やけど防止
ブランド:MareGooDs
素材:牛革製
サイズ:全長: 約50cm/手のひら幅:約14cm/袖幅:約20cm
重量:約450g
最大300°C、60秒間耐えられる耐熱グローブ。使いこむほど手に馴染む牛革素材で出来ています。肘手前まで覆う長いタイプなので、火の粉の火傷や鋭利な物の怪我まで保護してくれます。
大きめのグローブですが、指先はやわらかく作業がしやすいのが特徴です。
11 CAMPING MOON 焚き火グローブ 牛革製 ハンドメイド 耐熱グローブ
ブランド:CAMPING MOON
本体:アウターグローブ/牛革(モンゴル産)、インナーグローブ/ポリエステル(表地難燃繊維使用)
サイズ:約28cm
重量:約250g
材質:アウターグローブ/牛革 インナーグローブ/ポリエステル(表地難燃繊維使用)
適合:手のひら周り 約28.0cm迄、中指長さ 約9.0cm迄
革パッチ(ロゴ):右手入り
着脱式のインナーグローブ。アウターグローブと着脱ができ、用途に応じて使い分けができます。セットはマジックテープで固定すれば簡単にセットができます。インナーグローブを外せば、指先を使った細かい作業が簡単に。また、インナーグローブは洗濯ができるため、汗による群れを軽減、清潔に使うことができます。
モンゴル産の牛革でひとつひとつハンドメイドで仕上げています。
12 キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) アウトドア 耐熱難燃グローブ
ブランド:キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)
色:ブラック
材質:本体/表生地=アラミド繊維、裏生地=綿、グリップ/シリコーンゴム
製品重量:(約)150g
耐熱時間(目安):100℃/~70秒、250℃/~30秒、300℃/~15秒、500℃/~10秒
商品のお手入れ方法:手洗いのみ
形状:ハンド形
原産国:中国
アラミド繊維を使用しているため、高い難熱性と優れた耐久性能があります。手のひら部分はシリコーンゴム製で濡れていたり油分が付着しても滑りくく重い鍋や道具などをしっかり握ることができます。
フックなどに吊り下げができるストラップが付いています。
13 [NorwegianStyle] 耐熱グローブ 牛革 ヨツールグローブ JOTULロゴ付
ブランド:NorwegianStyle
素材:牛革製 裏地: コットン製
カラー:ブラック
サイズ:フリーサイズ
全長: 約40cm
重量: 約400g
丈夫な牛革と綿素材の裏地付きのグローブで、革のザラ付きに触れることなく快適なつけ心地のグローブ。前腕全体に覆っているため、アウトドアでのBBQや焚き火など火を扱う作業に適しています。
北欧の薪ストーブブランドヨツールのブランドが入っています。
14 [MOON LENCE] 耐熱グローブ
ブランド:MOON LENCE
材質:レザー
色:オレンジ
特徴:耐火
グローブ全体に牛革・断熱性素材・綿布の三層構造でアウトドアに適したグローブ。親指のつけ根から手のひら半分ぐらいまで補強されているので安心です。
柔軟性があるので、指を使う作業にも快適です。
15 DEYAN BBQグローブ 1600°F
ブランド:DEYAN
材質:シリコン アラミド繊維
サイズ:Free Size
色:カモフラージュグリーン
商品寸法 (長さx幅x高さ):30.5 x 12.7 x 2.5 cm
高強度のアラミド繊維と滑り止めのシリコンが使われており、内側は綿素材ポリエステルが使われ快適性があります。
グローブ全体にシリコンが使われているため、手から滑り落ちる心配がありません。フリーサイズで左右どちらの手にも対応できるのは嬉しいポイントです。
まとめ
今回はアウトドアで欠かせない耐熱グローブを紹介しました。
耐熱グローブに穴が空いたり、経年劣化を感じるなら、耐熱性が落ちているサインかもしれません。思わぬ怪我の原因にもなるため、少しでも劣化を感じたら、すぐ新しいものと交換しましょう。
手を火傷から保護してくれる耐熱グローブは、比較的手に取りやすい価格の製品も多いので、自分に合ったものを見つけてみてください。